DAEの働き方改革:DAE Letter, Oct, 2017
10月10日でDAEは3歳になりました!
DAEは2014年の10月10日に会社を設立し、今年で丸3年を迎えました。「神経科学とヒトの成長を結びつけたい」という想いは誰にも負けないという自負がありましたが、何をするかはほとんど決まっていないところからスタートし、教育者だけでなく、本当にいろいろな方とお会いしながら、世の中で貢献できる領域を探ってきました。
「神経科学」の知見を活用したいという声をいただいて、企業から共同研究や様々なプロダクト・サービス開発のお誘いをいただくことも多い中、とにかくまずは立ち上げの想いである「ヒトの成長」の領域にフォーカスして活動を広げています。
学校教育やいわゆる「勉強」に関する取り組みも模索しながら、企業内での人材育成や組織開発においても貢献の機会をいただいています。凸版印刷の皆さまとの取り組みはその代表的なものです。(参考:「脳神経科学で能力開発支援」、「社員の能力開発拠点を新設」)
神経科学を活用した教育テクノロジー開発「NueroEdTech」を検討しながら、昨年からは組織開発の領域での取材や登壇もご縁をいただく機会が増え、なるべくお応えできるようにしています。最近ではForbes Japanにインタビューを掲載いただいて、多くの方々にお読みいただきました。
3年目は「もしや、うふふ」な芽が少しずつ見え始めた年。でも、DAEがビジョンに近づくためには、まだまだ全然足りていません。4年目はこの「うふふ」を具現化していくために、事業・サービス開発の体制も強化して進めていきたいと思っています。
仲間との働き方を考える
チームメンバーが少しずつ増える中、DAEにおける生産的な働き方を本気で考えるプロジェクトが始動しました。代表の青砥がいつ、どこにいるのかもわからないほど飛び回っているのを皮切りに、チーフエンジニアの長田は開発のかたわら「対立や葛藤を創造につなげていく仕組みづくりやスキルトレーニング」をライフワークとして、世界各地で開かれるカンファレンスにも参加しています。
自身でも教育者として教室を運営しているメンバーや、子育てをしながら仕事に取り組んでくれている音楽家など、DAEのメンバーは多様です。
そういったメンバーがそれぞれに活躍しながら、それぞれがそれぞれをさらにワクワクさせていくような仕組みを創りたい。そんな想いで互いの理解を深めるセッションを繰り返しながら、DAEらしい働き方の仕組みを検討しています。

長田の発案で、さっそく毎朝の「ガンジータイム」(議論でも対話でもなく、感覚をただ共有する時間)が導入されました。月に1回はメンバーで集まって、同じ体験にチャレンジする機会も設けていく予定です。
一緒に仕事をしていても、案外お互いの感覚を理解できていないもの。少しずつ理解を深め、互いの可能性を120%引き出し合えるようなチームを創っていけると良いなと思っています。
Eye-catch photo by Gaelle Marcel on Unsplash
Gaelle Marcel